酒粕と米麹の違いって?

甘酒

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酒粕の甘酒はお酒を絞った後なので、少しアルコール分は残ります。
糖分も少ないので、甘酒にするためには、大量の砂糖を加える必要があります。
お酒の「絞りかす」ですが、たんぱく質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類、有機酸、ミネラルなどが含まれ、栄養価はとっても高いです。
ビタミンとタンパク質は米麹の数倍も含まれていて、酒粕に含んでいるレジスタントプロテインが消化されないまま小腸へ行き、コレステロールなど食品の脂質や油を捕まえて消化吸収されることなく体外に運び出す結果LDLコレステロール値が低下したりお通じも良くなります。
酒粕には、米由来のスフィンゴ脂質というセラミドが含まれています。
スフィンゴ脂質は肌の角質層細胞同士を、つなぎ合わせて、お肌の潤いを保ってくれます。
シミの元となるメラニン色素の、チロシナーゼの活性を抑えてくれる効果もあるんです。

米麹

米麹の甘酒は、米と麹を発酵させて作り、発酵の段階で自然の甘さが出ます
麹菌でデンプンをブドウ糖に変えるので、アルコールは含まれてません。
ブドウ糖はすぐエネルギーとして使用できる糖分で

  • ブドウ糖
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • 食物繊維
  • オリゴ糖
  • グルタミ

点滴にとっても似ている成分が含まれているのです。
必須アミノ酸も豊富に含まれていて、「甘酒は飲む点滴」言われる事もあるくらい、豊富に含まれていると言われています。
ビタミン群が豊富で、糖質や脂質の代謝を助けます。
コウジ菌は「α-アミラーゼ」と呼ばれる酵素をたくさん作ります。
このα-アミラーゼは、米に大量に含まれるデンプンを分解する働きがあってデンプンはグルコースという糖が鎖状に繋がってできており、酵素の作用で分解されるとグルコースになるので甘いのです。

甘酒は今では冬の飲み物と思われがちですが、江戸時代は夏バテの予防にと、夏でも甘酒屋が営業していたそうです。
酒の醸造が冬しかできない酒屋さんは、夏の間に副業として作っていたようです。

甘酒